誠斬会 |
戸山流は剣術の最終目的である敵を倒すを目標として活動しております。敵を倒すにはどのような努力をしたら良いか!形もその1つである。試斬もその1つである。撃剣もその1つである。どれ1つを欠かしても実践には役にたたなくなるものである。
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道場案内 |
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所在地 |
店舗3階 戸山流居合道道場 |
稽古日 |
毎週月曜日、木曜日、土曜日 |
稽古時間 |
第一部・・・午後8時から午後10時
第二部・・・第一部終了後(有志) |
稽古内容 |
第一部・・・午後8時から9時まで 試し斬り
午後9時から10時まで 戸山流型稽古
第二部・・・文武両立のための時間
文・・・寺子屋
武・・・撃剣(真剣刃引にて打ち合い) |
年中行事 |
奉納居合(元旦)
大会(地区大会、全国大会)
昇段審査
講習会(一般講習会、審判講習会)
お祭り 等 |
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撃剣試合 |
2006年6月7日に初代タイガーこと佐山サトル氏が主催する『リアルジャパンプロレス』旗揚げ一周年と初代タイガー生誕25周年を祝い後楽園ホールでプロレスの記念大会がありました。その試合前に、店主籏谷嘉辰率いる誠斬会の愛弟子四名による真剣での『撃剣試合トーナメント』が行われました。 |
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『先人の伝えた事は正しいと確信』
<目釘のこと>
一回の稽古が終わると目釘が折れております。こんなにも目釘が持たないものかと思いました。でも、新刀・新々刀・現代刀は刀身が硬いため鉄目釘にした時、刀身に強い衝撃が加わると目釘が頑張るため刀身に刃切れが出来ます。古刀は柔らかいため刃切れは出来ませんが曲がりやすいのです。稽古中何度も曲がりを直します。古刀は驚くほど曲がりやすいものです。しかし、鉄目釘にすると刀身が凄い勢いで飛び出そうとする力のために目釘穴が大きくなります。柄の材質が朴のため柔らかく鮫皮で巻いてはいますが、それほど助けにはならず穴は大きくなります。大きくなると目釘が鉄で重いため自然に抜け落ちます。目釘が抜けた事を知らずにそのまま使うと刀身が抜け命に係わります。新刀のとき新目釘で使用した時は刃切れが出来、知らずに使い続けると刀身が折れ、これも命に係わります。
今回の試合では、刀を四振用意し、一振は古刀、三振は新刀でした。古刀は鉄目釘、新刀は竹目釘です。鉄目釘は上からビニールテープをぐるぐる巻きにして落ちるのを防ぎました。竹目釘にすると刃切れは防げ目釘穴は大きくならず毎回取り替えても刃切れのことや柄の目釘穴が大きくなり柄を取り替えることを考えると、竹目釘を毎回取り替えたほうが合理的です。やはり先人の教えは間違いではありませんでした。
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全日本戸山流居合道連盟会長 籏谷嘉辰 |
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